危機感を常に
このサイトでは
・コンサルティングファーム出身者が
・個人事業主として
・案件紹介会社から仕事の紹介を受けて働く
その具体的なポイントについて私自身の経験を元に書いていますが、私自身ここに書いてきたことや、そもそも上に箇条書きしたような働き方自体が盤石かと考えているかというと決してそんなことはありません。その理由は見る軸によって様々あるのですが、ひとつは
・案件紹介会社から仕事の紹介を受けて働く
というこの方法は、本来のコンサルタントとしての動きではないと思っているからです。この働き方だと、純粋にクライアントから直で仕事をいただいているわけではなく、また、案件の内容も自分にしかできないものではない(Howの部分では自分の色を出せるとしても、Whatの部分では自分でそこを開拓しているわけではない)からです。コンサルタントとして目指すべきはやはり
・自分の強みがもっとも発揮できる分野、テーマで
・クライアントから直接名指しで相談をしてもらえる
ところだと思うのです。例えば、彼をコンサルタントとして見るかどうかという話はさておき、佐藤可士和氏は今や企業のCI(コーポレート・アイデンティティ)構築に関しては他を寄せ付けない圧倒的な”引き”を持っています。目指すべきはやはりそういった”独立”だと思うのです。Independentを超えた、Individualizedというべきでしょうか。
案件紹介会社を通して仕事を受けている限りは、本質的にはコンサルタントではない、ここへ来て私自身、自己否定をするような言い方をしていますが、この意識なくしてはそのうちジリ貧に陥るでしょう。
私自身、いずれ案件紹介会社等を使わなくとも仕事の絶えない存在にならなければと強く思っています。
※参考書籍※
A.T.カーニー日本代表の岸田氏が書いた「『クライアント』からコンペなしで選ばれる関係になる。戦略コンサルティングファームのトップが伝授する仕事と学びの作法」の書です。
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